ふじこのブログ

息子との日常を書いてます。

自分の気持ちがわからない

昨日、社会福祉協議会 というところに行って少し話をしました。


担当者は、いつもカフェのボランティアで会うNさん。


今の私の生活能力では、とてもこの世の中生きていけそうにない、とのことで


じゃあどうしたらよいか、という話になりました。


Nさんは私に、もっとがんばって、シングルの人はみんな覚悟をもってちゃんとやってる、


と仰いました。


そして、あなたが自分の気持ちを話してくれたら何か手伝えることがあるかもしれない、


あなたがわずらわしいと思うなら別だけど、とも仰ってくれました。


私は、なぜか泣いてしまって、すぐ近くに職員や相談者がいたので恥ずかしかったけど


涙が止まりませんでした。


私は・・自分の感情をつかんでそれを言葉に出したりがすごく苦手で、沸き起こる感情も無視してふたをする、という方法で生きてきたので、どうしたい?と聞かれすごく返答に困りました。


困ったことがあったら耐える、これしか手段を知らなかったので、また別の解決方法があるのかなと少し可能性が見えたような気がしました。


私さえ我慢すればよい、そう思ってやってきたけど実は魂は泣いていたのかな。。。と感じました。


ずっと一人で、仕事や家の事、息子のこと、自分の病気の事、過去の解決できてない問題などを背負いながらやってきたけど、一昨年耐えきれず仕事を辞めてしまいました。


何が起きても一人で これが一番きつかったように思います。


起こったことを誰かに話せて心が軽くなったら、また新しい問題にも立ち向かうことができたかもしれないけど、話せないから重いまままた次の問題を抱えて、重くて重くて何から手をつけたらいいかわからなくなって、いろんなところに相談には行くけど、とりあえずの絆創膏ははってもらうけど解決にはならなくて。。。


そんな12年間だった気がします。


多分、誰かに話して、「なにそんなことで?私なんかもっとつらい状況だよ」とか
そんな風に言われるのが怖くて、話せなかったような気がします。


私は、誰かが悩んでいるとき、


みんなつらいんだよ みんな頑張ってるんだよ 


とは絶対に言いません。


そういわれると何も言えなくなってしまう。


相談に来る人は、抱えて抱えて少しでも荷物を降ろしたいのに、「みんながんばってるんだから」と言われたらまたそれを抱えたまま持って帰ってしまうことになるから・・・